憧れのミートボール
ミートボールと言えばケチャップ味のものを浮かべるのですが、この日はイタリアンなボールにしてみました。
というのも、今日は何を作ろうかなぁとだらだらとネットサーフィンをしていたところに、私がいつか行ってみたいと憧れるイタリアンレストランの取材記事を見つけました。
そこには看板料理と記され美しく撮られた写真とともに『つなぎはシンプルに卵のみで、粗挽きの豚肉とそれからアクセントに刻んだクレソンの茎を練り込み、トマトソースで煮込む至極の逸品』とだけ書いてあって、記事を読むやいなや今夜はこれだ、と即決したのでした。
レシピも何も、ホンモノを食べたことすらないので正解は自分の中でしか出せないのもまた、家庭だから許される楽しみです。
写真と記事の文面とミートボールの基本知識だけを頼りになんとかカタチにさせると新たな発見に出会うもので。
なるほど粗挽きをミートボールにするとこんなにもジューシーで食べ応えがあるんだな。
なるほどクレソンの茎を入れると食感の変化はもちろんこの独特の香りでハッとさせられるんだな。
こりゃ看板料理になるわけだ。
ホンモノだったらもっと感動してるに違いない。
正解がわからずとも、憧れのレストランへの空想を目一杯広げたおいしい夜でした。